マッチングアプリのプロフィールで職業を書くときは、うそをつかず、相手が仕事内容をイメージできる程度に具体的に書くのが基本です。会社名や勤務先の詳しい場所まで公開する必要はありません。
「会社員」だけでは伝わりにくいため、「IT企業で営業」「メーカーで事務」「医療関係の仕事」など、業種や職種を加えると安心感につながります。
職業は「業種+職種」を基本に書く
職業欄や自己紹介文には、業種と職種の両方を入れると、仕事内容が伝わりやすくなります。
- IT企業の営業をしています
- 食品メーカーで商品開発をしています
- 病院で事務の仕事をしています
- 金融関係の会社で働いています
- Webサイト制作の仕事をしています
詳しい業務内容を説明しにくい場合は、公開できる範囲で構いません。「IT系の会社で働いています」「メーカー勤務です」のように、業種だけを書く方法もあります。
職業欄と自己紹介文で書き分ける
アプリの職業欄では、選択肢に近いものを選び、自己紹介文で仕事内容を補足すると自然です。
| 職業欄 | 自己紹介文の例 |
|---|---|
| 会社員 | メーカーで営業をしています。人と話すことが多い仕事なので、休日は静かに過ごすことも好きです。 |
| 公務員 | 行政に関わる仕事をしています。詳しい仕事内容はお会いしたときにお話しできればと思います。 |
| 自営業 | 小さな事業を運営しています。予定を調整しやすいので、休日は旅行や食事に出かけています。 |
| 医療関係 | 医療に関わる仕事をしています。勤務が不規則な日もありますが、予定は早めに相談できます。 |
職業欄だけで仕事内容が分かる場合でも、自己紹介文に一言加えると、会話のきっかけになります。
職業別の書き方と例文
会社員の場合
「会社員」だけで終わらせず、業種や職種を一つ加えるのがおすすめです。
- メーカーで営業をしています
- 広告関係の会社で事務をしています
- IT企業でシステム開発をしています
- 小売業で店舗運営に関わっています
仕事内容を詳しく公開したくない場合は、「都内の会社で営業職をしています」のように、勤務先を特定できない範囲で書きます。
公務員の場合
公務員は、勤務先や担当業務によっては詳細を公開しにくいことがあります。「公務員です」と書いたうえで、差し支えない範囲だけ補足しましょう。
- 公務員として働いています。詳しい仕事内容は仲良くなってからお話しできればと思います。
- 行政に関わる仕事をしています。休日は比較的カレンダーどおりです。
勤務先の名称、担当部署、勤務地の詳細などを、プロフィールで無理に明かす必要はありません。
医療・福祉関係の場合
「医療関係」「福祉関係」だけでも問題ありません。勤務形態を伝えたい場合は、夜勤やシフト勤務があるかを簡単に書くと、予定の調整について誤解が生じにくくなります。
- 医療関係の仕事をしています。シフト制ですが、予定は早めに分かります。
- 福祉の仕事をしています。人と接することが好きで、休日はカフェに行くことが多いです。
自営業・フリーランスの場合
自営業やフリーランスは、仕事内容と働き方を簡潔に説明すると、相手が生活をイメージしやすくなります。
- Web制作の仕事をしています。自宅で作業することが多いですが、打ち合わせで外出することもあります。
- 飲食店を経営しています。忙しい時期もありますが、時間を作って一緒に食事に行けたらうれしいです。
- 個人でデザインの仕事をしています。休日は決めず、予定に合わせて調整しています。
事業内容を詳しく書きすぎると、勤務先や住所が特定される可能性があります。屋号、店舗名、取引先などは、公開する必要があるか考えてから記載しましょう。
学生の場合
学生は、大学生や専門学校生などの立場に加えて、学んでいる分野や学年を差し支えない範囲で書くと伝わりやすくなります。
- 大学で心理学を学んでいる大学生です。
- 情報系の専門学校に通っています。将来はIT関係の仕事を目指しています。
- 大学院で研究をしています。休日は映画を見て過ごすことが多いです。
アルバイト・派遣社員の場合
雇用形態を細かく説明したくない場合でも、仕事内容を正確に書くことが大切です。
- 接客の仕事をしています
- 事務の仕事をしています
- 販売の仕事をしています
- 派遣で事務の仕事をしています
「会社員」と実際と異なる職業を書くよりも、「接客業」「事務職」のように、仕事内容をそのまま伝えるほうがプロフィールの信頼性を保ちやすくなります。
転職活動中・休職中の場合
現在働いていない場合は、無理に在職中のように書かず、現状を簡潔に伝えます。
- 現在は転職活動中です。これまで営業の仕事をしていました。
- 現在は仕事を休んでいます。落ち着いたら事務職への復帰を考えています。
- 以前は販売の仕事をしており、現在は次の仕事を探しています。
転職理由や休職理由まで、プロフィールで詳しく説明する必要はありません。質問されたときに、自分が話せる範囲で答えれば十分です。
職業を書くときに避けたい表現
職業欄や自己紹介文では、仕事内容が分からない表現や、誤解を招く表現は避けたほうが無難です。
- 「普通の会社員です」だけで終わる
- 実際とは異なる会社名や職種を書く
- 年収や肩書きを必要以上に強調する
- 「人には言えない仕事」など、相手を不安にさせる書き方をする
- 会社名、支店名、最寄り駅まで公開する
「普通の会社員です」と書くと、仕事内容や人柄を想像しにくくなります。「メーカー勤務で営業をしています。休日は土日が中心です」のように、仕事内容か働き方を一つ加えると具体的になります。
職業を詳しく書きたくないときの線引き
職業は、相手に伝わることと、自分の身元を守ることの両方を考えて書きます。会社名、部署名、顧客名、勤務先の住所など、個人を特定しやすい情報は公開しなくても問題ありません。
次のように、情報を一段階ぼかして書く方法があります。
- 「出版社の編集者」→「出版関係の仕事」
- 「〇〇市役所の〇〇課」→「公務員」または「行政に関わる仕事」
- 「〇〇駅前の店舗スタッフ」→「販売の仕事」
- 「特定の病院の看護師」→「医療関係の仕事」
ただし、ぼかしすぎると仕事内容が伝わらなくなります。業種、職種、働き方のうち、公開しても安全なものを一つか二つ選ぶと、分かりやすさとプライバシーのバランスを取りやすくなります。
プロフィールにそのまま使える例文
職業の説明に加えて、休日や勤務形態を一言入れると、自然な自己紹介になります。
- IT関係の会社で営業をしています。人と話すことが好きで、休日は友人と食事に行ったり、散歩をしたりしています。
- メーカーで事務の仕事をしています。平日勤務が中心なので、休日は予定を合わせやすいです。
- 医療関係の仕事をしています。シフト制ですが、予定は早めに相談できます。
- フリーランスでWeb制作をしています。自宅で作業することが多く、休日はカフェや美術館に出かけます。
- 現在は転職活動中です。以前は販売の仕事をしていて、人と接することが好きです。
職業欄を公開するか迷ったときの判断
職業欄を公開するか迷った場合は、次の順番で決めると判断しやすくなります。
- 現在の職業や働き方を正確に確認する。
- 業種と職種のうち、公開しても問題ない情報を選ぶ。
- 会社名、勤務先の詳細、顧客情報など特定につながる情報を省く。
- 相手が仕事内容をイメージできるか、プロフィールを見直す。
職業欄を非公開にする場合でも、自己紹介文に「仕事については、仲良くなってからお話しできればと思います」と書く必要はありません。無理に説明せず、聞かれたときに答える方法もあります。
マッチングアプリのプロフィールでは、「業種+職種」を基本に、勤務形態や休日を必要に応じて補足すると、仕事内容が伝わりやすくなります。会社名や勤務地などの個人情報は公開せず、実際の職業と矛盾しない範囲で、自分が安心できる具体さに調整しましょう。







